ブックメーカーでプロ野球に携わると分かる合計得点の考え方
ブックメーカーでプロ野球に詳しくなると、野球というスポーツの得点の考え方も分かって来るものです。得失点差という要素が順位決定に加わってくるスポーツも世の中には多いですが、日本のプロ野球の場合はそういった概念はありません。
1試合内で得点差は完結してしまいます。従って例えば3連戦を戦い、1対0で2試合を勝って残り1試合を1対10で負けた場合も、3連戦を勝ち越したことが評価されるのです。3試合の合計得点が3対10だという点は全く問題がないのです。問題があるとすれば大敗したゲームで投げたピッチャーの個人の防御率が悪くなるくらいなのです。
従って3連戦で先に2連勝し、余裕がある状態で3試合目の序盤に大量失点をしてしまったような場合は、その試合は半ばあきらめ、経験のない若手投手を途中から登板させるといった采配も行われます。ブックメーカーで野球に注目すると、こういった選手起用の場面をよく見ることになります。